オートクチュール
RURAL TRACE
このコレクションは、農村において労働と日常生活がどのように一体となり、労働が時間で区切られるものではなく、生活そのものとして存在しているかを探求しています。衣服は、身体の動き、反復、そして積み重ねられた労働の痕跡を記録する物質的な存在として捉えられています。農村の作業着のシルエットをランウェイへと持ち込むことで、ファッションが衣服を美しく演出する一方で、その背景にある労働を見えなくしてしまう傾向に問いを投げかけます。川久保玲の身体変形というデザインアプローチに着想を得たシルエットは、労働が身体をどのように物理的に形づくるのかを表現しています。このコレクションにおいて衣服は流行ではなく、記憶と生きた時間を宿す存在です。
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